悪魔執事と黒い猫 イベスト 1st Anniversary (執事たちの祈り)感想
メインストーリーと最近のイベントストーリーは読んでいたのですが、まだ読んでいないイベントストーリーがあったので、順不同で読んでいきたいと思い、まずは1周年記念ということで運営さんも普段以上に力を入れて作られたと思うので、「執事たちの祈り」読んでみました。
かなり長文になります。
ネタバレを含みますのでまだ読んでいない方はご注意を!
執事たちの祈りは過去に亡くなった悪魔執事の弔いのお話です。これまでは執事たちだけで弔っていたようですが、主様が来てから初めて弔いの儀式を迎えるということで主様にも参加してもらうことになりました。
過去の執事たちを弔うにあたり、今の執事たちの思いがわかります。デビルズパレスの近くに4つの古い閉ざされた教会(中央、東、西、南)があり、年に一度弔いの儀式のために開きます。
ベリアンの髪型がまた短めでかわいい!
中央の教会(1階組の執事)
☆べリアンが弱音を吐く☆
これまで数えきれない悪魔執事が天使との戦いで命を落としてきたけど、べリアンが亡くなった執事全員を覚えているという。出会い、性格、最期まですべて。
それを聞いたバスティンが「それを聞いたら亡くなった執事も浮かばれるだろうな」と。バスティンが昔聞かされた言葉があり、
「べリアンさんが生きている限り本当の意味では死んでいない。べリアンさんの心の中でともに生き続けることができる」という言葉…。本当に納得しましたし、亡くした悲しみを一人背負っているべリアンにとって救われた言葉だったのではないかな。
ロノやバスティンの心の成長を垣間見たべリアンは
弱音をはく。
戸惑う二人だったが、
「俺たちは死にません!」とロノ。(おお!)
ここでもう涙でてきてるせいりゅう(´;ω;`)
ロノー!よくわかってるね✨
二人の力強い言葉を聞いて、成長をよろこぶべリアン
(むせび泣くせいりゅう)
うんうん!
1階組が家族みたいなところが本当に好き!
東の教会(地下組の執事)
☆ミヤジの苦悩☆
祈るルカスに厳しい表情のミヤジが。「ここで何をしている」と。
ゼパルくんに祈りをささげていると。
いつも優しいのに、ルカスには冷たくあたるミヤジ…
(見てるのが辛いよ…)
過去に天使との戦いでゼパルくんを一人で行かせたことにより、死なせてしまったという後悔がミヤジの心を取り巻いている。
ここからはせいりゅうの勝手な推測になります。↓
それとは別にミヤジにはブラックジャックのように顔に傷がある。ミヤジと若い執事(ゼパルくんではない)が重体になったとき、今でいうトリアージで判断し、ルカスはミヤジを優先して助けたうえで、おそらくその若い執事の皮膚を移植したと考えます。その若い執事はミヤジよりもっとひどかったのかもしれない。自分を優先したことで、仲間を死なせてしまったと考えているミヤジにとって、ルカスを許すことができないのかもしれませんが。逆に思うのは、許せない、嫌いとか思うならばそのことを相手に伝えずに距離をおいたり、話さないこともできるけど、感情をむき出しにできるのは心を許している、甘えられるぐらいの信頼関係が根底にあるからなんだと思います。どうでもいい人ならば、ただ無視すればよいし、わざわざ感情をむき出しにする必要はないと思うからです。
ミヤジの過去はまだ詳しく語られていないので、はっきりしたことはわかりませんが、悪魔執事になる前の過去に負ったミヤジの絶望に関係しているのではないかと思います。その絶望を乗り越えたとき、ルカスに対する態度も違ってくるのではないかと思います。
フルーレも昔は泣いてばかりで、誰かに守られることが多かったけど、主様がきてからは自分のことは自分で守り、仲間や主様を守りたいという気持ちが出てきていると思います。
前回のHoneymoon Knightでも窮地のラトを得意な弓矢で助けたことから強くなりつつあると思います。一人で天使狩り行けるぐらい強くなりたいと思うフルーレ!
応援してるよ♪
ラトも変わったというフルーレとの会話の中で、ミヤジがラトを見捨てず、ゆっくりと心を解きほぐしていったという事実を見ても心底から優しいのは
わかります。
たとえ殺されかけても決して見捨てなかった
ミヤジ。誰にでもできることじゃないですよね。
ミヤジが強くて、殺そうとしても全部攻撃をかわされたとラト!
地下組のみんなも幸せになってほしい!
西の教会(2階組)
☆アモンの真剣な悩み☆
豊かな自然に囲まれた西の教会。教会周りの花の整備はアモンが担当していて、いつも変わらずきれい。2階組は攻撃力にたけたチームと言われていることを気にしているアモン。
アモンはフルーレ同様、武闘派というわけじゃないけど、弓矢が得意です。2階組4人の中では一番体力がないと本人もこぼしていました。
アモンがめずらしく、
どうしてそう思ったの?
急にどうしたのというほかの執事にアモンは急じゃなくてずっと考えていたこと…
そんなこと言わないで!!
ハウレスの言葉がかっこよかった!
かっこよすぎるー。
ほれてまうやろー。
フェネスの包み込むような言葉とボスキのぶっきらぼうだけど心に響く言葉でアモンの心も晴れていったのではないかな。みんなが去ったあとで「みんな、ありがとうっす」とほほ笑むアモンがよかった。どんなアモンも私は好きだからね。
西の教会の地下には過去の執事たちの遺品が保管されている。年に一回虫干ししたり、きれいに掃除して大切にされている。そこでムーがいつものように突然の質問を!
遺品として何を残したいか?なかなか
聞けない質問だな。
ハウレスならそういうと思っていたよ!
義手って誰が作ったのかな?義手のメンテナンスはフェネスがやっていると聞いたけど。
アモンの花の知識が詰め込まれた一冊!私も読んでみたいし、欲しい〜♡
読書家のフェネスの小説!どんな内容かな?
照れてるフェネスかわいい!
見せてみろよとボスキに言われるも…
フェネスの小説…。気になる!!主様に読まれると恥ずかしさで
死んでしまうぐらいというので、主様に対する恋心を秘めた小説なのではないかと私は思います。うーん!読んでみたい!
何より2階組の結束力がいい!
南の教会(3階組)
☆幸せの基準とは☆
南の教会には大量のろうそくに火が灯されていた。そのろうそくは「救えなかった命」とルカスに言われる。過去に亡くなった執事の数だけろうそくがあるということで、ほかの3つの教会も合わせると相当な数になるのではないかと思います。
それを見てムーが「死ぬのは怖い。戦いたくなかったのに死んだ執事もいるのでは?僕は辛いです」というと。
ラムリが「それは違うよ。少なくとも僕はそうは思わない。」なぜなら悪魔執事になる前のほうがもっとつらい人生だったからだという。デビルズパレスにきて、みんなが家族や兄弟みたいで幸せを感じているから。
白黒の館の時も思ったけど、ラムリは死生観があるんだなと思いました。命の短さは長く生きた人と比べたらその優劣はあるかもしれないけど、幸せは他人が決めるものではなく自分が幸せだと思うことが最も大切なんだと思います。
ここにもラムリの魅力が見つかりましたね。
ナックがラムリに同意しているのが珍しいですよね!
これにナックも同意で、血のつながった家族もいたが、絆を感じたこともなく
ナックの過去もまだ詳しくはわからないですが、殺し屋一家に生まれたナック相当な辛い思いをしているのではないかと思います。
16人の執事の中で一番自分の幸せを願えていない気がして…。
ナックにも幸せになってほしいし、自分を好きになってほしい。
ラムリの優しい表情が素敵だった。
ラムリとナックが考えていることを知ってうれしくなったルカス。
ルカス自身も昔の自分を振り返り、「昔の私はもっと冷たくて他人に興味が
ない人間だった。謙虚の欠片もない思いあがった人間だった。
悪魔執事になってからのほうがまともな人間になったし幸せを感じているというルカス。
☆べリアンがいてよかった☆
最後にみんなで晩餐会を開くことになり、楽しく食事をしていたが、
ミヤジとべリアンがいないことに気づき、ルカスが追いかけていく。
ゼパルくんのお墓の前で話しかけるミヤジ。
自分の心の狭さを問うていたけど、感情って思ってしまうことは仕方ないことだと思う。それを相手にわざわざいうか言わないか、行動に出すか出さないかは別として。許せないと思う気持ちはあっても
いいんだと思う。それを受け止めて、ミヤジも前に進んでいってほしい。
悔やんでそれが解決するなら一番だけど…それはできないから。
ベリアンがミヤジのもとへ心配してかけつける
べリアンはいつも通り、責めることなくミヤジに声掛けをする。べリアンに感謝したミヤジはすぐに立ち去ってしまう。
入れ違いにルカスが登場。何があったのか聞くと…。
ミヤジを傷つけてしまったというルカス。
ルカスをいたわるベリアン
ミヤジとルカスにべリアンがいて良かったと思う。
こんな言葉をかけてくれる友人がいたら本当に心強いと思う。
辛い時ほど支えあうのが真の友人だというべリアンの言葉が印象的でした。
主様とともにデビルズパレスのみんなが幸せになることを祈るばかりです。