あくねこにハマった駆け出しシニアの日記

56歳が乙女ゲーにハマり自分を大切にし執事から学んだ知識を取り入れ日々過ごしています。この年で2次元の推しができるとは!(このブログは収益化ブログではないです)X➡@seiryu2022910で検索

悪魔執事と黒い猫 イベスト 堕天使の審判 感想

今回もネタバレしてます😅
未プレイの方はどうぞお気を付けください。



今回も取り止めのない内容になってしまっています。



あらすじ
とある貴族から「舞台公演」の依頼が届いた。舞台の条件が「天使を題材にしたオリジナルの新作台本」で演じること。ラト、フェネス、ミヤジ、べリアンは悩んでいた…。



このべリアンの物憂げな表情…も素敵❣️



執事たちに寸劇を依頼した貴族
IKKOさんのイメージしかない。話し方と香水。実際のIKKOさんは違うと思いますが、テレビで見るあのIKKOさんのイメージを想像してしまいました。


しかもラトとの苦い思い出があるようで…。フルーレもフェネスも奥手な感じで可愛いですからね。


✨いつもと違うベリアンの様子✨
「堕天使の審判」の演技に気が進まないベリアン。こんなベリアンを見るのは初めてかも。

堕天使を演じることがそんなに嫌なのか。何か理由があるのかな?


練習部屋で一人演技の練習をするべリアン。真に迫る演技は


だからこそ実感のこもったセリフだった。


自らを犠牲にしてまで人間を助ける必要があるのかと思うことが

そうやってすり減った心に悪魔は容赦なくつけ入る。
(悪魔を押さえつけるには強靭な精神力がいるといってましたものね)


仲間の悪魔化を促進するようなことを起こしたくないから…ベリアンは気が進まなかったのですね。


明かされる執事たちの過去
①ラトの過去
メイスト3章でしっかりと見たので、演技の練習でラトの過去回想が始まったときは正直驚きました。でも他の執事たちの過去回想があるなら、ラトがないのはおかしいですものね。


孤児院のお母様、とんでもない悪女ですね(;'∀')
ラトがまだ10歳ぐらいだろうに、すごく冷静で大人びた考え方をしていてしっかりしているなと思いました。生きるためにはそうならざるを得なかったのかもしれません。


②フェネスの過去
子ども時代の格好から少し想像はできていたものの、小さいフェネスが姉を救うためにした行動力に意表をつかれました。大人が計画と称しているものが現実逃避だと思える判断力とその交渉力にも感心しました。


かわいいですよね!でも手首や首の枷を見ると悲しくなります。


③ミヤジの過去
野戦病院で軍医として働いていたミヤジ。自分が助けた兵士がその後元気になり、恋人と結婚し子どもにも恵まれた。感謝の手紙をもらってミヤジも喜んでいたけれど、その後その兵士は年老いていき、戦争で息子の命も奪われ、心労が祟った奥さんも後を追うように亡くなったこと。


↑そう思ってしまうのは、人間の感情として仕方のないことだと思います。


ただ幸せだった日々も消えてしまうわけではありませんよね。


④ベリアンの過去
子ども時代のベレンとべリアンの話。


ベレンの言葉。


強いからこそ、


これを見た時、私は鬼滅の刃 無限列車編で煉獄さんのお母様が煉獄さんに向けて言った言葉を思い出しました。


「なぜ自分が人よりも強く生まれたのかわかりますか? 弱き人を助けるためです。 生まれついて人より多くの才に恵まれた者はその力を世のため人のために使わねばなりません。 弱き人を助けることは強く生まれたものの責務です。」


素敵なお母さんに育てられた煉獄さんは立派な大人になりました。


公演では役名ではなく、実名でしていたことが不思議でした。でもその方が執事たちの過去を回想するのに現実味が増してよかったのかもしれません。


公演の終盤フェネスが「奴隷も貴族もなくなり平等な世界になってほしい」という内容のセリフを言った時、劇を見ていた貴族からヤジが!


それに対して慌てることなくうやうやしく一礼したミヤジ。それはそういう言葉が飛んでくるのは想定内だったということでしょうね。


そういう考えがあるから戦争になるのかもしれませんよね。



これに対してベリアンは…



生まれの不平等はたしかに存在する。しかし…。力を持つものはそれを他人のために使う責任がある。


このセリフが観客の心にも届いたんだと思います。


BGMがシラユメなのはやっぱりいいな!



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あとがき


今回のイベントはこれまでのものと違うような気がしたのは私だけですか?いつものイベントである乙女ゲーならではのシーンはなかったけど、執事たちの過去、今後の主様と執事が未来にどう立ち向かっていくのか暗示しているようでした。今までこんな形で過去が公開されたのは初めてではないでしょうか。


ベリアンとベレンとのこの会話


ベリアンは数千年間、一人きりでずっとこの約束を守り続けていたんだなと思うと胸に迫るものがありました。


そして…アンコールと称されたお話、べリアンがいつもは主様を守る役なのに、ミヤジ先生とムーに頼むところが今までと違うなと。ベリアンの決意のようなものが感じられました。最後の終わり方がヒーローものみたいですごくかっこよかったです。


テディがホームで公演見に行きたいといってたけど、他の執事たちも見にこれたのかな?
公演は一日だけではないみたいなので、交替で見に来ているんじゃないかなって思います。
明確な「戦う理由」がわかって団結力がますます増えていくんだろうな。