コンサバトリーって何?
コンサバトリーって何?
推しのべリアンがよく連れていってくれるコンサバトリーってなんだろう?日本ではあまりなじみのない言葉かもしれません。私自身あくねこで初めて知りました。
英語のconserve(保存する)から来た言葉、conservatory(温室、サンルーム、貯蔵所)という意味です。18世紀イギリスで伝統的に造られている住宅スタイルです。
イギリスの貴族が南ヨーロッパで手に入れた果物を温かい場所で保管するために生まれたスペースでした。それが植物を育てる温室から進化を続けて憩いのスペースとしても使われるようになったようです。
今日はじめてアモンが連れて行ってくれたのを見ると季節によって育てられている植物にも違いがあります!
春版 アレカヤシ、アフリカンカランコエ、アイビーなどでしょうか?
左の大きな葉のがモンステラ?右がアモンが教えてくれるキツネノカミソリなのかな?
細長い大きな葉はオーガスタ?あとはひまわりですかね。植物はまだまだ詳しくないので
間違っているかもしれません(;'∀')
こんなに植物が豊かにあるところでお気に入りの執事と過ごすだけでも癒されますね。
デビルズパレスでも1階玄関ホールを入って西側(南西の位置)にあります。主様の寝室が2階にあるので、下りていく感じですかね。
コンサバトリーにもいろんな種類があります。
上のリーンツゥ、ヴィクトリアン、エドワーディアンが代表的な三つのモデルです。
高さもあって結構大きなコンサバトリーだと思います。
コンサバトリー自体はガラス張りの温室で、日本と比べて冬の日照時間が短く寒さが厳しいヨーロッパでは古くから自然光を住空間に取り込む工夫がされてきました。ただ、地震の多い日本ではガラス張りの温室は安全の観点から広まっていないのかもしれません。
コンサバトリーの良いところは
明るく開放的なところ、ガーデニングやパーティスペース、応接間として利用したり、趣味を楽しむスペースになっていること。
一方問題点としては
採光にすぐれているため、夏は暑くなりがちで、冬は室内の熱が逃げやすいため、エアコンが必要となる。ガラスは汚れやすいため定期的な掃除などが必要となる。コンサバトリーを設置するのに100万円ぐらいかかること。
→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→
余談ですが、コンサバトリーの向かい側にドローイングルーム、シッティングルームというのがあります。
ドローイングルームとは、家の中でゲストを迎えもてなすための部屋のこと。イギリスで16世紀に休憩用、娯楽用として生まれたらしく当初はwithdrawing roomと呼ばれていた。今でいう応接間に当たりますが、どちらかというと一般のおうちの応接間とは違い、貴族などの邸宅にある応接間がドローイングルームに相当すると思います。
シッティングルームは居間に当たります。このことからもあくねこの時代設定が16世紀から18世紀だということがわかります。