✨彼岸花について✨
彼岸の時期が近付くと…気が付いたらいつの間にか咲いているヒガンバナ。
子どものころはヒガンバナを目にする事はほとんどなかったのですが、今住んでいるところに移ってから、ヒガンバナを目にすることが多くなりました。見た目は赤くて繊細な花びらだったのできれいだなと思っていたのですが、毒があることを知って、子どもが触れることがないよう言い聞かせたりした記憶があります。
ヒガンバナが咲いているところは、田んぼの近くだったり、土手、墓地だったりしますが、
これはモグラやネズミをよけるために人為的に植えられたとも言われています。
ヒガンバナの彼岸って、そもそもどういう意味なのか、何となくは知っていてもはっきりは知りませんでした。仏教では生死の海を渡って到達する悟りの世界を彼岸というようです。亡くなられた方が行きつく先でしょうか。
一方、私たちがいる迷いや煩悩に満ちた世界を此岸(しがん)というそうです。
ヒガンバナの別名は曼殊沙華(まんじゅしゃげ)、サンスクリット語で「天界に咲く花」を意味するそうです。サンスクリット語というのは、古代インドの言葉で、仏教用語でもよくつかわれています。仏教用語の多くはサンスクリットの漢字による音訳で、僧、盂蘭盆(うらぼん)卒塔婆(そとうば)、南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)などがあります。旦那などもそうなんですね。
日本語だと思っていたのが実は外来語だったということはよくあります。
ロシア語のikraがイクラ
ポルトガル語のcapaが合羽(カッパ)
ポルトガル語のコンフェイトが金平糖
オランダ語のponsがポン酢など
※いらすとやさん、ありがとうございます。何でもあってびっくりしました!
話が脱線しましたが、ヒガンバナに戻ります。
ヒガンバナの花言葉は、「情熱」「悲しき思い出」「あきらめ」「独立」なんだそうです。
ヒガンバナのもう一つの別名はリコリスというらしいです。ちなみに英語ではスパイダーリリーともいうらしいです。こっちのほうがかっこいいですよね。
ギリシャ神話の海の精霊リュコリアスに由来するとも。日本で見られるヒガンバナは赤が多いですが、白や黄色のヒガンバナもあるそうです。
フォロワーさんが彼岸花をテーマにしたストーリーを作られていて、その中でヒガンバナの毒を薬にしているというくだりがあり、鎮静剤として使われていることを知りました。
おかげでこの記事を作成することにしました。きっかけを作ってくださりありがとうございます!!
私もさらに調べてみたところ、ヒガンバナに含まれる毒素の一つ「ガランタミン」という成分がアルツハイマー型認知症の治療薬に使われているのを知って驚きました。日本では2011年から「レミニール(R)」の商品名で販売されているそうです。認知症の症状の進行を抑える効果があるのだとか。
周りでも認知症の相談などが増えてきていますし、これからの高齢化社会きってもきれない
認知症になると思いますがそれがヒガンバナと関係があるとは!!!
今回の記事はあくねことは直接かかわりがないものですが、亡くなった人を弔うイベストも結構ありますので、記録に残しておきたいと思います。